(韓国 2007-08-20 17:12:22)
週明けとなった20日の韓国株式市場では、
総合指数が前日比93.20ポイント(5.69%)高の
1731.27ポイントと反騰。
ハイテク・金融・造船など幅広い銘柄が買われた。
先週末の米国株式相場は大幅上昇。米FRB(連邦準備制度理事会)が公定歩合を引下げたことを受け、信用収縮による懸念が後退した模様。
これを受けて、本日のアジア株式市場全体はほぼ全面高に推移し、投資家心理を好転させた。
韓国株式市場では、外国人投資家が6日連続で売り越したほか、プログラム売りなども目立った一方、個人投資家が買い越すに乗り出して総合指数の上げ幅を拡大した。
総合指数構成733銘柄のうち、上昇:659銘柄、下落:34銘柄、変わらず:40銘柄だった。
総合指数の上昇に寄与した上位3銘柄は、前営業日までに大幅安となった
ポスコ(005490)、サムスン電子(005930)と現代重工業(009540)。
ポスコと現代重工業の株価は優良銘柄としての回復が速い。
2銘柄はそれぞれ
前日比 7.64%高の479,000ウォンと7.91%高の300,000ウォンと急伸。
サムスン電子は
信用収縮の懸念が後退で世界経済の成長が維持されるとの
期待感から上昇。同社株は同3.15%高の590,000ウォンと高い。
一方、一部の時価総額の小さい銘柄は下落幅が拡大して総合指数上昇の重しとなった。
KWANG MYUNG(017040)、SEONODO(007610)などのハイテク株と内需関連のILYUNG (008540)はそれぞれ14〜15%の暴落を記録した。
本日の上昇幅が最も大きかったのは金融セクター。
大宇証券(006800)は 14.68%暴騰。韓国外換銀行(004940)は7.31%高など目立った。