韓国証券市場
1.市場の種類
流通市場には韓国取引所(KRX)の株式市場部と店頭市場部(KOSDAQ)、それとこれらとは独立して第3市場があります。
2006年10月16日現在、株式市場部には723銘柄が上場され、時価総額は647.7兆ウォン(約81.1兆円)です。
また、日本のJASDAQに相当する店頭市場部(KOSDAQ)は2006年10月16日現在、949銘柄が登録され、時価総額は66.7兆ウォン(約8.4兆円)です。
2000年4月に開設された第 3市場は東証マザーズに類似した市場ですが、売買はわずかなものにとどまっています。
なお、アジアでは、日本、香港に次ぎ第3位の時価総額を有しています。
2.取引システム
1997年9月より全面的にコンピュータ売買となり、注文も指値注文に加え、96年11月より成行注文等が導入されました。注文は当日のみ有効で、当日の値幅制限を超えた指値はできません。
1) 取引時間(※日本時間表記)
通常取引 月曜日から金曜日(祝祭日を除く) 9:00−15:00
時間外取引 通常取引の終値で、
時間優先の原則により売買が行なわれる。
7:30−8:30
15:10−16:00
2) 売買単位
株式市場部での株式の売買単位は株価が10万ウォン未満なら10株、10万ウォン以上なら1株。
店頭市場部(KOSDAQ)及び第3市場での株式の売買単位は1株。
※外国人投資家の持株比率が制限されている銘柄があります。制限比率は銘柄により違い、その比率を超えると買い注文が出せませんので、事前に確認することをお勧めします。
3.値幅制限
株式市場部の値幅制限は定率制で、基準価格の15%です。
※例えば、【基準価格が9,950ウォンの場合】
値幅制限: 9,950×0.15=1,490
9,950ウォンの呼値単位である10ウォン未満は切捨て、1,490ウォンとします。
ストップ高: 9,950+1,490=11,440
11,440は1万〜5万ウォンまでの基準価格帯に属するため、その呼値単位である50ウォン未満は切り捨て、11,400とします。(呼値単位表参照)
ストップ安: 9,950−1,490=8,460
+++呼値単位表+++
基準価格帯 呼値単位
5千ウォン未満 5ウォン
5千 〜 1万ウォン未満 10ウォン
1万 〜 5万ウォン未満 50ウォン
5万 〜 10万ウォン未満 100ウォン
10万 〜 50万ウォン未満 500ウォン
50万ウォン以上 1,000ウォン
1) 決済方法
株式の受渡し決済は全て普通取引となり、
約定日から起算して3日目(T+2)の営業日に行われます。
2) 為替レート
為替レートは100ウォン当たり10円前後です。
詳しくは「マーケットコンパス」をご参照ください。
4.証券税制
非居住者外国人の場合、以下の2種類の課税があります。
1) 配当及び利子所得の課税
配当及び利子所得は韓国で15%源泉徴収され、さらに日本で残りの金額の10%が源泉徴収されます。
2) キャピタル・ゲイン課税
日本からの投資は韓国内では免税となり、日本に於いて課税されます。
韓国株投資を楽しむためのノウハウ
